1.君きみが僕ぼくに見みせてくれた
2.世界せかいはとても綺麗きれいだったな
3.
4.書架しょかの隙間すきまに住すまう
5.一いち輪りんの花はなは
6.僕ぼくには届とどかぬ存在そんざいで
7.言葉ことばの奥おくに住すまう
8.本音ほんねの種たねはもう
9.日ひの目めも浴あびずに枯かれていた
10.
11.周まわりと比くらべてはまた
12.自己嫌悪じこけんお落おちてく
13.怖こわくなるんだそれでも
14.君きみの全すべてに
15.救すくわれて
16.
17.君きみが僕ぼくに見みせてくれた
18.世界せかいはとても綺麗きれいだったな
19.まるで僕ぼくが僕ぼくじゃなくなっていく
20.そんな日々ひびもどこか愛いとおしくて
21.また君きみに恋こいを知しる
22.
23.君きみの隣となりでは
24.何故なぜだか前まえより
25.息いきが楽らくに思おもえるんだ
26.些細ささいな不安ふあんも
27.高鳴たかなる鼓動こどうも
28.僕ぼくを走はしらせる魔法まほうだ
29.
30.君きみが僕ぼくに見みせてくれた
31.世界せかいはとても綺麗きれいだったな
32.まるで僕ぼくが僕ぼくじゃなくなっていく
33.そんな日々ひびもどこか愛いとおしくて
34.
35.ぶつけるんだ僕ぼくの全すべてを君きみに
36.
37.「空からっぽで弱よわい自分じぶんから目めを背そむけ
38.見みたいものだけを見みていたあの頃ころ
39.僕ぼくは自分じぶんを特別とくべつだと思おもっていた
40.当あたり前まえと思おもっていた日常にちじょうも
41.君きみに出会であってからの僕ぼくには
42.まるで違ちがう特別とくべつなものに思おもえた
43.大袈裟おおげさだと君きみは笑わらうだろう
44.でも本当ほんとうなんだ
45.今いまの僕ぼくを創つくったのは
46.他ほかの誰だれでもない君きみだ、君きみなんだ」
47.
48.「ありがとう」と素直すなおに言いえたのは
49.君きみの笑顔えがおが傍そばにあったからで
50.いつしか僕ぼくの世界せかいが広ひろがったのは
51.君きみの言葉ことばが僕ぼくを変かえたから
52.
53.君きみが僕ぼくに見みせてくれた
54.世界せかいはずっと忘わすれないよ
55.まるで僕ぼくが僕ぼくじゃなくなっても
56.そんな日々ひびに君きみが居いるのなら
57.永遠とわに僕ぼくら恋こいをする